【舞台美術】ガイコツマイク作り

舞台で使う小道具を作成したので、その手順をご紹介します。

今回は通称、ガイコツマイクと呼ばれるこちらのタイプのマイク小道具を作ってみました。

いかにも小洒落たボーカルマイクって感じです。

さて上手くいきますでしょうか。

まずは形を作ります

材料はホームセンターによくある2×4材このくらいの大きさなら端材置き場にも転がってます。うちにも沢山余ってたので、これを使っていきます。大きさですが、とりあえず適当です。手で掴んだ状態よりもはみ出るくらいの大きさ。本物のサイズとかは実際関係なくて、

舞台映えする事の方が大切です。

ジグソーで角を丸く落として、トリマーを使って面取りと、溝彫りをしていきます。

ホントはきっちり測ってするものですが、

今回は古びたマイクとして加工するので少しいびつなくらいが丁度良かったりします。

続いて塗装作業

形を整えたら塗装へと移ります。先ずは材の表面を滑らかにして塗料を乗りやすくします。サンドペーパーを100番、240番、400番と順にかけてまずは銀のアクリルラッカースプレーをシューっと。写真はサンドペーパー600番をかけてから2度目の銀スプレーをかけたところ。ちょっと感じが出てきました。ペーパーがけの粗が目立つけど、別に間近で見るものじゃないし、客席から見て目立ってなければ充分。

影とハイライト

舞台美術を作るのに1番大切なのはコレかもしれません。

影(光の当たらない所に黒)

ハイライト(光の当たる所に白)

これらを入れるだけで、ステージ照明が当たった時に非常に立体感がでます。

影を入れた所

これだけだとのっぺりした印象ですね。

ハイライトも入れました。

白のアクリル絵具を筆でササっと。

近くで見ちゃダメですよ、10m離れて見るのです!

ね、それっぽくなってきたでしょう。

ツヤ出しに透明アクリルラッカースプレー

ここで金属の光沢感を出す為に、透明のスプレーを吹きかけます。ツヤ出しのニスみたいな感覚ですね。自分は乾燥の速さとコスパ優先でラッカースプレーをよく使いますが、ちゃんとニス塗りした方が仕上がりが綺麗なんでしょうかね〜?一度乾燥させた後、サンドペーパー1000番をかけて再び透明スプレーをシューッ。今度はしっかり厚塗りする感じで多めに吹き付けます。光沢に加えて塗装面の保護にもなるし、一石二鳥。この後、よーーーーく乾燥させてから、もう一回1000番のペーパーを軽くかけて完成です。

最後にエイジング加工

古ぼけた感じを出す為に、さらに塗装を重ねます。

この辺のコツとしては、(まだまだ自分も初心者ですが)

・使い込んだらどういう汚れがつくか

特に角なんかはぶつけて擦れたりとかあるはずだよね?後はツヤがかすむとか。

・サビの入り方

傷んだところからサビが発生する、とか、

湿気がこもりやすい所からサビるとか。

よく触れる所はどうなるか、とか。

想像を膨らませながら塗り足していくといい感じになっていきます。

とにかく!

舞台の小道具なので細かいところは見えません。気にしない。

派手に汚した方が舞台映えする。

をモットーにガンガン汚します。

ただ、、、

あんまりボロボロ感出まくってしまうと悪目立ちするので、その辺はほどほどに。

さあこれで舞台の上で違和感なく輝いてくれると嬉しいのですが。

本番が楽しみです。

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