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kokoro
単管パイプの棚作り
単管パイプで棚を作成しましたので、
作り方や作業工程など紹介したいと思います。
お世話になっているパフォーマンスラボのスタジオに棚を作りました。
ラボではオリジナルの舞台作品が増えてきて、
各種舞台用品が今までのスペースから溢れるようになってきておりました。
そこで端材の単管パイプを使って棚を作ろう、となった次第でございます。
まずは縦横の仮組み
端材の長さをチェックしたら買い出しへ。
今回用意したのは、
端材分も合わせて
単管パイプ3m 6本
単管パイプ2m 3本
単管パイプ1m 11本
ラワンベニヤ板 15mm厚 2枚
2×4材 180cm 6本
クランプ直交、自在 沢山(?)
単管パイプベース 6個
まずは縦横に仮組みしてみます。
支柱となる3m単管パイプを寝かせた状態で同じ高さに幅と奥行きの単管パイプが来るように印をつけてクランプを仮止め、
支柱を起こして2m,1mの単管パイプを印通りにはめて仮止めする。
棚板として1820×910のベニヤ板をなるべくカットせずに入れたいので、
単管パイプの間隔を上手に計算しよう!
この時に収納するものがちゃんと入るか確認するのを忘れずに。
棚板は垂木とベニヤ板分高さが変わるから、仮に乗せてみるといいよ!
あと、支柱を起こしたら水平器など使って垂直と水平をチェックすること!
これが出来たらラチェットレンチを使ってクランプを締める。
これで骨組みの完成。
続いて垂木を乗せる
単管パイプのままでは板を固定出来ないので、
パイプに垂木クランプを付けて垂木を渡します。
垂木は特になんでもいいけど、2×4材が加工しやすいので便利です。安いし。
2×4材を垂木クランプに取り付ける前に仮のせした状態でカットする線を引く。
墨付け通りにカットしたらいよいよ垂木クランプに固定します。
棚板がぴったりのると気持ちいい。
最後に棚板を乗せます。
ここで計算通りに棚板が垂木にぴったり合うと非常に気持ちがいい。
あとはベニヤ板を垂木にネジ止めしていけば棚はほぼ完成です。
最後に忘れちゃいけないのが筋交い
筋交い入れなくても大丈夫ではあるのですが、
これ入れるとグラつきがかなり軽減されるので入れておくべき。
今回は端材の単管パイプで短いやつを利用しました。
1番高い棚には人が登る予定なので絶対必要ですね。
そして全ての作業が終わったら、
最後にクランプの増し締めです。
今まで手の力でクランプを締めてましたが、最後はパワーのあるインパクトドライバーでクランプを全て増し締めしていきます。
これで緩むことは無くなります。
あと、人が通る所はカバー(黄色いやつ)を付けておくのおススメします。
引っかかって怪我とかしないようにね。
これで完成!!
いかがでしたでしょうか。
自分の身長よりも高い棚なので転倒防止策は別途必要です。
今回は2人で作業して買い出しから2日くらいで完成しました。
意外と早くできました。
これでスタジオが少し片付くな〜